【番外編】迷惑なスキルを身に着けないために
スキルとはあくまでもルールを極めただけのものに過ぎません。
バスケのスキルはサッカーでは通用しないことからもそれが正しい考えであることが明確です。
ではルールとは一体何か。
それは物事が円滑に進むための想像力から生まれています。
ゴールが高い位置にリング状にあること。ボールを保持して3歩以上歩いてはいけないこと。
移動時はボールを床にはねつくかなければいけないこと。
どうしたら面白くなるだろうという想像力を何度も繰り返し実証実験した未来に私達は立っていると思います。
その楽しさを損なわず、めちゃくちゃにならないために行動を制限したものがルールなのです。
もしも空を飛べる人間が現れたら、現在のルールは壊滅しますよね。
そんなことは想像できないので、そのようなルールはありません。
ルールは嫌がらせではありません。あくまでもより安全により楽しく、より幸せを生むためのものがルールです。
私たちはバスケットボール選手である以前に、人間という複雑な生き物です。
この人間社会には、沢山の暗黙のルールがあります。
法律で定められたルールを守ることは容易いです。
しかし、実社会ではどうしたら人に喜んでもらえるか、自分で想像力を働かせてルールを定義し、
ひたすら行動していくことでしかスキルアップは出来ません。
実社会でもスポーツでも審判が吹いてくれない、教えてくれないエラーを如何に正せるかが重要です。正解をただひたすらに想像してテストして繰り返し行動していくことが必要になります。
つまり大切なことはどれだけ人を思うことができる「想像力」を身に着けられるかなのです。
人はまず自分のことを中心に「想像力」を働かせると思っています。
仕事や恋愛、結婚、育児の中でその想像力は形を変え、いつの間にか
「他人の利益」ばかりを想像する力を身に着けていきます。
それが遅いか早いか。気づけるか気づけないかで人生は大きく変わっていくのだと思います。
バリューワークスでは、私が経験してきた確かな実績を元に、
選手がバスケだけではなく、実社会で活躍するための想像力を身につけられるスクールです。
バスケスキルだけではなく、人としてのスキルを身に付け、
より良い人生を送っていただけたらと・・・・
バリューワークスという名前を付けました。
人に価値を感じていただける仕事ができる人を育成する組織。
バスケ指導は真似できても、この経験は誰にも真似できないと自負しています。
是非一度、練習に足を運んでみてください。
最高のコーチングエンターテイメントをお届け致します。
今後もバリューワークスを何卒よろしくお願い致します。